PAC7 at JALT2008

ぺレナリー・スピーカー紹介

John Norris

I: Learning to value evaluation in language teaching

John Norris

学力試験は一般に、標準化された試験などを用いて教育方針作成者や基金提供者が教師を評価する、外部からのプロセスとして理解されます。しかし、教育を評価することの真の価値はおそらく、教師が主導権を握り、試験やそれを普通の授業の一部とする、という異なる理解から見出せるでしょう。この公演では、私はどのように教育の評価がカリキュラムや指導方法を改善し、学生の学力を向上させ、教材を分配し、社会の中での言語教育の価値を明らかにすることを助ける、ポジティブな役割を担うかを説明します。私はまた、語学教師、そして彼らの協会に(a)言語教育をより良くする試験の利点を増やすこと(b)試験をすることでおこりうるネガティブな結果を減らすことを助ける戦略を提供します。最後に、私は言語学習教育を改善に導いた教師主導の試験のいくつかの具体的な例を提供します。

Ronald Carter

II: Spoken English, written English: Challenging assumptions

Ronald Carter

言語学の分野では、口語英語は理論的に語られたり十分に説明したりすることがなかったため、英語教師へのモデル提供が不足していた。最近になって、この傾向は変わりつつある。数百万にもおよぶ、実際に使われている英語の用法をコンピュータを使って集め、そのコーパスを用いた談話分析が始まったからである。本論では、口語英文法の特徴に関する新たな研究結果に基づき、いくつかの変化に注目します。こうした口語英語の研究は、根本的な疑問を投げかけるものである。それらの疑問には、「標準英文法」の特質と文語例の中の基本に関するもの、言語における選択という概念に関するもの、英語を教えていく際の教材開発に関するものなどがあります。

Amy Tsui

III: Classroom discourse as a semiotic resource for EFL learning

Amy B. M. Tsui

本論では、香港の初等レベルのEFL教室におけるデータを使って、EFL環境での教室談話が、目標言語と同じく、リアリティの解釈を形成する重要な記号的リソースであることを示します。教室談話のプロセスでは、個々の学習者自身が外国語を通してリアリティの解釈を形成すると共に、他の学習者たちの使用する目標言語と彼らのリアリティの解釈を通してもそれが形作られているのです。さらに教師との相互作用や、カリキュラム教材および教育的活動等も含めて、学習プロセスを仲介するあらゆるリソースも同様に作用するという、間主観的なプロセスなのである。この観点からすると、EFL学習環境での教室談話は、EFL学習の機会を産み出すきわめて豊かな記号的空間を広げてくれる、新しく注目すべきプロセスである。

Paul Nation

IV: How large do our learners' vocabularies need to be?

Paul Nation

本論では、学習者の受容語彙知識を頻度14,000語レベルまで測定する語彙テストの目的と作成について述べ、テスト試行と分析のためのガイドラインが用意されています。テストは、1,000語単位に区切られた1から14までの頻度レベルからそれぞれ10語ずつ、全140の多肢選択項目で構成されます。本テストはで入手でき、研究者や教師がさまざまな目的のために利用できる。テストの信頼性と妥当性については、研究が続けられている。